佐賀県唐津市 脇山様
栽培は、柑橘類とキウイフルーツ、アスパラを延べ5ヘクタールほど作っています。
元気ゆうきくんを使うきっかけとなったのが、まず有機を使って虫を減らせないかというところから始まって、かれこれ18年ほど有機質を使っています。
それでも、自分の納得行くものが出来なかったという事もありまして、ずっと探していました。
基本的に柑橘を専門にしていますので、糖度・味・コク・うま味等とどれだけ引き出すかというものを考えた時に、やはり魚系をメインとして使っていくというのが自分の中の作り方になっています。
その中でも魚のあら率をしっかりと出してもらえて、しかもその原料に海藻・カニ・エビ・牡蠣殻・米ぬかが入っています。
そういう肥料であれば、どこの肥料屋さんでも置いてあると思いますが、自分がその肥料に決めたのは寒いところで穫れる魚、海藻類はやはり美味しい。
寒いところだからこそ、栄養分を体に蓄積するという事で、栄養が豊富なんじゃないかと言うことで元気ゆうきくんに決めました。
それで何よりも大事なのが新潟県は米の産地であるということで、美味しいお米が取れるところでもあって、その美味しいお米の米ぬかが材料に使われているということがこの肥料を使うきっかけとなりました。
感想と致しましては、袋を開けた時の芳香性はいいと思います。
振った後の菌の張りも間違いなくいいですし、通常ですと梅雨芽、夏芽、秋芽と芽が吹くのですが、良く栄養をひっぱているという証で、梅雨芽、夏芽、秋芽がほぼ出ていないという状態で、こじんまりと木が出来ている感じです。
味に対しても今の所糖度が13度から14度あるのかなという感じでもありますし、今から天気のほうがどうなるかわかりませんが、
佐賀県は大雨、天候不順等もありますが(撮影時2019年)全体的に糖度不足と言われる中でいい仕上がりが出来ているのかなと思っています。
送料を考えると高い肥料になると思いますが、自分の中では美味しくないみかんに対しては1円も払いたくない。美味しいみかんにはお金を出すと言うような思いで感じていますので、いい肥料に対しては送料を惜しまない。という感じで利用してます。
そういう思いでですね、元気ゆうきくんを使っています。
生産者が自分たちが満足して消費者に届けれれるようなみかんを作れたらいいかなと思っています。